- 9月
- 17
- Wed
遺産相続の大変さ
相続の場面においては、遺産分割協議を行う前提として、被相続人の遺産として何があるのかを整理する必要があります(この遺産を整理した表を、私達は「遺産目録」と呼ぶことが多いです。)。
被相続人が生前、遺産リストを作成し、遺産に関する資料(通帳、保険証券、株式や投資信託に関する資料等)を整理してあれば別ですが、整理していない場合が多く見られます。
このような場合、相続人の記憶と勘を頼りに、被相続人の遺産を探して整理する必要があるのですが、これがなかなか大変です。預貯金を複数の銀行・口座に分けて持っておられると、どこに何があるのか整理・調査するだけで大変な手間がかかります。
また、生命保険に加入していたとは生前聞いていたが、どこの保険会社か分からないような場合、どこの保険会社に生命保険があるかを特定するのは難しいです。
相続人全員が納得することのできる遺産分割協議を行う前提として、分かりやすく、かつ正確に整理された遺産目録を作成することが大切です。
当事務所では、遺産相続案件を多数扱っており、遺産調査を行い、分かりやすく整理された遺産目録を作成した上で、遺産分割協議の代理人業務を行っております。
遺産の整理・調査でお困りの場合でも、まずは当事務所にご相談頂ければと思います。
名古屋丸の内本部事務所 弁護士 木村 環樹
名古屋丸の内本部事務所 弁護士 木村 環樹